もぐうさノート

惰性で生きてます。

どうぶつしょうぎ備忘録:相きりんの翼(13)

△A1きりん までの局面。

  A B C  
1    
2      
3  
4    

 

先手は▲B4ぞう と

最悪の中の最善を選ぶ。

  A B C  
1    
2      
3    
4  

 

△B4同ひよこ成▲同ライオン

までは必然の流れ。

  A B C  
1  
2      
3      
4  

 

ちなみに▲B4同きりん だと、

△B2ライオン と進出され

  A B C  
1    
2    
3      
4  

先手はライオンを追い返すこともできず

ジリ貧となる。

 

戻って▲B4同ライオン に対して

後手はB3ぞう打 と

先手のライオンを縛る。

  A B C  
1    
2      
3    
4  

 

先手は▲C3きりん ほぼ一択。

  A B C  
1    
2      
3  
4    

 

これに対し後手は

△B2ライオン と前進。

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

 

 

王者

将棋の研究が捗ると、それ以外の諸々が滞るジレンマ。

 

ラストピース

なんやかんやで対局ブランクが出来てしまったので

これを機に、また新しい戦法を覚えてみることにした。

よくわかる相掛かり (マイナビ将棋BOOKS)

よくわかる相掛かり (マイナビ将棋BOOKS)

 

とうとう相掛かりに手をつける。

これで居飛車の戦法は一通り齧った事になる。

 

・ゴキ中が出来ない振り飛車

横歩取り&角換わりは指すけど、

相掛かりは絶対避けるマン

・初手2六歩を志向するマン

 

という華麗なる転身。

節操が無い、とも言う。

 

これでようやくオールラウンダーを自称してもいい、よね?

ゴキ中?未だに指せませんが何か?

 

つめつめロード&シャドウバース始めてみた

現実から逃げるようにゲームへ没頭する日々。

シャドウバースは、最初の方は苦行の様だったけど、

カードが揃ってくる事で自分のコンセプト通りに

デッキが組めるようになったり、だんだん勝ててくるようになって

面白くなってきた。テンポエルフ楽しいです(^q^)

 

つめつめロードは逆に、ある程度の所までは

"詰将棋慣れ"している事もあってサクサク進めたけど

だんだんと普通に詰将棋を解いているだけでは

進めなくなってきて、結局スキルとかカードパワーの方が

重要なのかよ、って感じ。まあでもそこそこ楽しい。

 

一手詰めを反射的に解く作業を繰り返すことで

早指しに強くなる可能性が微レ存…

 

どうぶつしょうぎ備忘録:相きりんの翼(12)

▲B4ぞう までの局面。

  A B C  
1    
2    
3        
4

 

ここで後手は、△B3ひよこ と

位を取る(という表現でいいのかな?)。

  A B C  
1      
2    
3      
4

先手ならB2、後手ならB3に駒を置けると

だいぶ勝ちに近づいてくるような気がする。

 

ぞうを取られるとジリ貧なので、

先手は▲C3ぞう と逃げる。

  A B C  
1      
2    
3    
4  

 

後手は△B1ライオン と

余裕の手待ち。

  A B C  
1      
2    
3    
4  

 

先手の盤上の駒はどれも動かせないので、

やむなく▲A3ひよこ と

きりんを取りに行く。

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

後手はまたもや余裕の△A1きりん

  A B C  
1    
2      
3  
4    

この段階で駒の損得は無いものの、

だいぶ形勢がハッキリした感がある。

が、先手はまだ舞える。

 

どうぶつしょうぎ備忘録:相きりんの翼(11)

△B2同ライオン までの局面。

  A B C  
1      
2  
3        
4   ひ、ぞ

 

先手は▲C3ぞう で、

後手のライオンを追い払う。

  A B C  
1      
2  
3      
4  

 

逃げるより他ないので

△A1ライオン と逃げる。

  A B C  
1    
2    
3      
4  

逃げ場所は3か所あるが

A1 > C1 > B1

となる。つまり△A1ライオン が最善。

 

先手は▲B4ぞう

  A B C  
1    
2    
3        
4

体勢を立て直す。というか

他にあんまり良い手も無い。

 

一応、次善手として▲A3ひよこ と

  A B C  
1    
2    
3    
4    

露骨に後手のきりんを取りに行く手が

無い事も無いが、結局手駒のきりんだけでは

攻め切れない。

 

 

どうぶつしょうぎ備忘録:相きりんの翼(10)

▲A4ライオン までの局面。

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

後手は△C1ライオン と様子見。

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

先手からも攻められないので、

▲C4きりん と動かせる唯一の駒を動かす。

  A B C  
1      
2    
3    
4  

 

ここで後手は△B2ぞう と

ぞう-ひよこの交換を要求する。

  A B C  
1      
2  
3      
4  

 

無論先手は▲B2同ひよこ と取り、

  A B C  
1      
2  
3        
4   ひ、ぞ

 

△B2同ライオン と取り返す。

  A B C  
1      
2  
3        
4   ひ、ぞ

 

にひよこ-ぞうの交換を行っているので

駒割り的には五分五分。

 

 

どうぶつしょうぎ備忘録:相きりんの翼(9)

▲B4ライオン までの局面。

  A B C  
1    
2    
3    
4    

 

後手はほぼ△A3ぞう の一択。

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

ここで先手の選択肢は二つ。

 

▲A4ライオン

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

または▲C4ライオン

  A B C  
1      
2    
3  
4    

 

パッと見▲C4ライオンの方が、A3にいる

ぞうを狙う事ができて良さそうなのだが

最善は▲A4ライオン

とは言え▲C4ライオンの順も即死という訳では

ないので、揺さぶるのには良いかもしれない。

確証

2週間ぶりの実戦対局。

 

試験勉強に集中するという名目でしばらく実戦を断っていた

ブランク、今日の試験で丸一日頭を使い続けていた疲労、

さらには終了後の解放感からお酒を飲み、若干(いや相当)

酩酊しての将棋。言うまでもなく酷い。

 

おそらく普段なら、こんな時は指さない。勝ちに拘泥している

という訳では無いが、100%またはそれに近い力で指せないなら

普段はやらない。

 

ただ、今日はこんな状態でも指したかった。

指したい理由があったので指した。それは

「自分がまだ将棋を好きかどうか」

を確認したかったから。

 

今回の「事件」は、色々な意味で衝撃的だった。

ゴシップ的なインパクトは、昔の突撃事件の方が上かもしれないが

この件は、すこぶる重く突き刺さる。

全ての情報が公開された訳ではなく、まだシロかクロかが

不明だが、当事者全員が無傷というのは最早あり得ない。

それどころか、泥沼化した挙句将棋界全体に

波及するかもしれない。

 

こういったモヤモヤは大嫌いだ。

自分がいくら考えても結論なんて出やしない。

でも頭の中にこびりついて離れてくれない。

 

とにかく確認したかった。

将棋が嫌いになっていないかどうか。

 

結果は言うまでもなかった。

将棋そのものに罪なんてあるわけない。

自分の読みの精度がガタ落ちしていたが、

そんな事はどうでも良い。

 

よくよく考えたら、単純な事だった。