もぐうさノート

惰性で生きてます。

晴耕雨読

一日中雨。外出る気ゼロ。

という訳で、村上海賊の娘(上巻)読了。

 歴史モノの小説を読むのは華神以来。

村上海賊の娘 上巻

村上海賊の娘 上巻

 

 

以下ネタバレかもしれないので、少し改行。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作者の小説は初めて読むけど、全体的に淡々と進んでいく感じだった。

戦争(戦闘)のシーンも、割とあっさり書いてるような気がする。

一時期歴史モノは司馬遼太郎ばかり読んでたので、

どうしても比較してしまいがちだが、当時の資料を集めつつ、

少し(多分に?)脚色を加えていくという書き方は司馬遼太郎のそれと

似たスタイルに思えた。少なくとも自分はそう思った。

 

まだ上巻までしか読んでないのでアレだが、

序盤から中盤にかけての、景の周辺環境や景自身の容姿、

人となりなどの描写が若干タルく感じられた。

中盤から終わりまではスイスイと読めたけど。

 

とりあえず海賊の娘が無双するようなファンタジーじゃなくて良かった。

内容をはっきり覚えている内に下巻に手をつけたいが、

また実家に帰るのか~…先週帰った時に持って来とけば良かった。

 

それまでは角交換四間飛車を指しこなす本を読み進めていく。

 

追記:そういえば華神の後に青空文庫で吉川栄治とか読んでた…