もぐうさノート

惰性で生きてます。

カンニング大作戦

まがりなりにも大学に勤めてる者として、今回の騒動について
興味を引かないわけにはいかないと思ってる。


逮捕という報道を知った時の第一印象は、「逮捕はやりすぎじゃね?」
というものだった。受験生の身元が分かったとして、そいつは未来永劫
国公立大学への受験資格の剥奪とか、そんな感じの処分が良いのではと
考えてた。そんな処分あるのかしらんけど。


また、頭の中で結びついたのがlibhackの件だった。
あれも、言わば逮捕されたのが個人で被害を被ったとされるのが公的機関という
構造が似ていたからかもしれない。
あのときも逮捕はやりすぎというか、多少不具合のあるプログラム作った所為で
逮捕されるなんて、多少なりとも開発やってる人間からしたら
空恐ろしい話だなあと思ったのを覚えている。


んで、今はというと「逮捕は妥当かな〜」と思ってる。
きっかけというか、考えが変わったのはどこかの法学部教授が言ってた(ブクマしそびれてもう探せねえ)
業務妨害があって、捜査してもらったら犯人はカンニングを企てた受験生でした」
という論点。


知恵袋に載った時点では誰がやったかはまだ分かってないわけで、
ネットなんかでは受験生が書いたなんて騒いでたが、
実際そうだったかどうかは調べてみないと分からないわけだ。
ほんでもって試験問題のリークなんて相当な問題だ。業務妨害も甚だしい。
万が一大学関係者がやってれば、相当なオオゴトになる。


その辺の事実を出来るだけ早く明らかにするためには、
やっぱり警察に出張ってもらわないといけなかったわけだなあと。
ただ、これが起訴に足るかどうかは微妙なとこでしょうなあ。


まあその、なんだ、カンニングなんてするもんじゃないね。


今週のお題iPad 2欲しいですか?」
くれるんならもらう。