だからといって何か変わるわけでもないですが。
苦役列車を読了。
なんというか、人間のダメさや、妬んだり嫉んだりするのって
醜い。醜いけど止められないんだよねって感じがひしひしと
感じられた。
自分も学歴コンプレックスは他人に比べて強い方だとおもってるんで、
この作品から滲み出てるコンプレックスには多少なりとも共感できた。
とはいえ、この作者の境遇よりは全然恵まれてると思うんで、
すべてが解ったとはとても言えないが。
人間ふとしたきっかけで墜ちていく、いったん墜ちると
転がるように下へ下へ。ほんでもって這い上がるのは並大抵の苦労じゃなく、
またその苦労だって報われないときも多い。
なんか考えてたら憂鬱になってくるな。気持ちを切り替えてきことわを読もう。