久々にゲーム以外の事を。
https://www.oracle.co.jp/campaign/code/2019/pdfs/oct2019_b-3-3.pdf
↑の資料を読んで、自分でも代表的なパッケージを
ダウンロード&インストールしてみた。
Javaのサポートが有償化されたが、
諸般の理由により、もうしばらくJava Ver.8は使い続ける
必要があるため、個人的なOpenJDKおぼえがきを。
結論:
(個人の見解です)
JDKとセットならば、AdoptOpenJDKが良さげ。
JREだけあればOKというクライアントなら、BellSoft Liberica JDK(のJRE)もアリかも。
LTSのEOLは現時点でまだアテにならない(伸びる可能性も縮まる可能性もある)ので
引き続き動向はチェックしておくのが良いかと。
・Oracle OpenJDK
汎用プラットフォームで最新版へ追従
インストーラーなし、LTSなし
そもそもJDK8最新版未対応
・Red Hat OpenJDK(EOL:2023年6月)
今後、Windows版OpenJDKも正式サポートするらしい(有償or無償はわからん)
Red Hatアカウント必要(作るのが面倒なので検証してない)
・Azul Zulu(EOL:2026年3月)
JDK/JVM専業ベンダー。Microsoft Azureで以前から利用されている
JRE単体配布あり(MSIインストーラー)
ただし、インストール時に環境変数PATHへの追記はやってくれない
・SapMachine
アーリーアクセス(EA)版を含めた最新リリースへの追従
でもJDK8は未対応
・BellSoft Liberica JDK(EOL:2026年12月)
AdoptOpenJDKに次いで広範なプラットフォームに対応
JRE単体配布あり(MSIインストーラー)
・AdoptOpenJDK(with HotSpot)(EOL:2023年9月)
コミュニティに最も近い存在らしい
JRE単体のインストーラーは無いが、JDKと一緒にインストールすれば
環境変数も追加される
余談:eclipse内包のJDK(11,12)はAdopt。8も今後Adoptになる?
・Amazon Corretto(EOL:2023年6月)
ダウンストリーム(LTS)に注力。AWS環境なら一択かも
JRE単体配布あり(ただしZIPのみ)