9月16日。
仕事、プライベート共に
どことなく停滞感というか、煮詰まっている感覚があったため
普段やらない事をしてみようかと。
おりしも台風が接近しており、普段なら
絶賛引きこもりモードへ突入するのだが、
意を決して電車に飛び乗った。
旅の始まりは清瀬駅。
もう10年以上前に過ごした地を訪れる事で
何かしらの刺激を得ることができればと。
カメラの画質が悪いのは仕様です。
今住んでいる家からは、電車を乗り継いで約1時間程度。
「近いじゃないか」と思うかもしれないが
逆に言えば、用事が無ければ行かないという
近くて遠い場所。
駅周辺はそれなりに栄えているかもしれないけど、
少し歩けばすぐに↑のような風景に。
住むには良い所かもしれないけど、まあわざわざ訪れる所では
無いよね。ふつう。
小学校。壁の塗装が変わった(?)以外、当時とほとんど
変化が無い。強いて言えば、両サイドの住宅が校舎を覆っている事ぐらい。
当時は梅の木が植わっていたような…
白いヒガンバナ。赤いヤツはそこかしこに咲いていたのだが、
以前はツツジが植えられていたような記憶がある。
土曜日の午前中だった事もあり、全く人の気配がしない建物。
当時はそろばん教室だったのだが、既に看板は無くなっており
閑静な住宅街にひっそり佇んでいる。ボロいながらも微かに
人の手が入っているような気もする。
その後、自宅があった場所とその近隣、
通学路や幼稚園などを見て回り、東久留米駅へ。
午前中だというのに空がどんどん暗くなっていき、
いつ降り出してもおかしくないような天気だったため
他にもいろいろ見たいところはあったものの
かなり端折った工程となってしまった。
最後は台風から逃げるように帰宅。
全体的な印象としては、当時あった森林、畑、
それからゲームセンターが無くなっていたなあ、という感じ。
特にゲームセンターは、幾つか通っていた所が全て跡形もなくなっており
なんとも複雑な心境。
ただ、それ以外は存外にもほとんど”当時のまま”残っている
という印象で、浦島太郎気分とまでは行かないものの
シンヱヴァのシンジ君ぐらいの感覚は得られるかな、と思いきや
違う世界線に迷い込んでしまったのではないかという
予期しない感想に。
今回のルート。
実際はもう少しウロウロしているので、合計で10kmぐらいと
いったところ。